【人工木材ウッドデッキ】
~リフォーム産業新聞記事引用~
ウッドデッキの素材には大きく分けて天然木と人工木の2つのタイプがある。
昨今の住宅用ウッドデッキのほとんどは人工木製。人工木とは、ポリエチレンなどの樹脂に木粉を混ぜて成型した建材で、樹脂木や合成木材などとも呼ばれる。
人工木は湿気をほとんど吸収しないため、反りやヒビ、ササクレなどが発生しにくく、腐りにくい。色落ちも少ない。
シロアリなどの害虫による被害の心配もほとんどない。そのため、薬剤を塗布して素材を保護する必要がなく、子どもやペットがいる家庭でも安心して使える。
塗装も不要。汚れたときは水で流したり、デッキブラシや高圧洗浄機などの使用も可能だ。
天然木より価格も安く、周辺部材も充実している。
最近では、リアルな木目を再現し、より天然木の質感に近づけた商品や、リサイクル素材を用いて環境に配慮したものもある。
人工木のデメリットとしては、熱を吸収しやすい点がある。
夏場は素足では歩けないほどデッキの表面が熱くなることも。表面温度が極端に上昇しない加工が施された商品を選んだり、オーニングなどで日差しを遮る工夫が必要だ。
また、人工木は水を吸わないため、雨の日はデッキに水が残り、滑りやすくなる。最近では、表面に細かな溝を設けるなどして滑りにくくした商品も登場している。
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